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個人的な生活と思索の記録です

男子フィギュアスケートファイナル(羽生・町田 両選手)と時代の曲がり角

2013年のフィギュアスケートの季節が終わろうとしています。

ここのところ、本当に強くなった日本のフィギュアスケート。特に男子はソチオリンピックの結果を待たず、すばらしいものですね。

そしてソチの1ヶ月後、今季最後の世界選手権が東京(正確には埼玉アリーナ)で行われるのも久々だそうで、本当に偶然だったのですね。なんだかここ東京が舞台だなんて、やらせっぽいほどよくできすぎた設定のようで、たいした試合じゃないのか、なにかのやらせなのか...?と思っていたら、ちゃんと偶然が重なりすばらしい舞台がこの日本でもう一度開かれることになったようです。こんなことあるんだ!

そして、今一番強い国、日本は3名の男子選手がトップのグループにつけて、結果としてそのうち2人がしっかり金銀メダルをとってフィニッシュできました!

オリンピックでは、トップの3選手でさえ、日本選手に限らず、みんな転んでしまって、大変なぶたいとなりましたが、今回はみんな、かなり踏ん張りました。なかでも町田選手の強い気持ちは1つ1つのジャンプのたびにしっかり踏ん張り、強い気持ちが伝わってきました。
また、羽生選手は、SPでなんと3位になってしまったのが不本意だったようで、本人もコメントしているとおり、気合いで逆転。それができるようになった日本人は本当に強くなった。

TVのこちら側から応援しているだけなのですが、自分自身にも投影されていると思います。思わずちょっとしたタイミングで彼らのことを思い出して、自分のことを励まします。自分も踏ん張れる、って。

こんな風に思うことってありますよね。

折しもTVではさまざまな定番番組が続けて終了を迎えています。
笑っていいともの金曜レギュラーの最後では、木下優希奈さんが高校の頃に、タモリさんもがんばってるからうちらもがんばろうって、思ったと言っていました。ほんとうに、TVを見る側は、何となく見ているようで、そんな元気をもらっていたりするのですよね。

今はあまりTVを見なくなっていると思いますが、たくさんの人に元気や夢をくれたTVの多くの番組が終わり、新しい何かに変わっていくことで、何か大切な時代の宝物がなくなっていくように感じています。

何もかも、有限です。永遠には続かない。長い間、とくに30代、40代のあたりの世代が一生懸命引き延ばしてきた人生も、ついに、次の曲がり角を曲がることになったのだと、そんな風に思っています。