RFPとプロマネ
[仕事]
近頃、「RFP」とか、「プロマネ」とかいう言葉をよく耳にするようになりました。
今までだってあったものに改めて新しいネーミングをすることで、新しい価値をつけたり、カテゴライズしたりしているひとつの例でしょうか。
もともとシステム開発の業界(ミクシィには詳しい人、多いですね)での用語らしいのですが、当然、Webコンテンツの制作や、各種プロモーションツールの制作、はてはマスコミにも当たり前にある(はずの)もの。
RFP(Request for proporsal)は受発注時の「発注仕様書」あるいは「要求仕様書」。この言葉はいわゆる私のいる環境での“方言”。辞書を引くと、「提案要請書」などと書いてあります。
で、発注(予定)の会社がRFPを業者に提示すると、業者がこれを基にして提案書を作成して提出、受け取った会社が数社を比較して1社に決定する。こういう仕組みです。ね、よくあるかたちでしょう?
プロマネのほうはプロジェクトマネージャー。RFPやら提案書やらを作るのも、乱暴に言ってしまえはプロマネが作っていたりします。
ま、なんの「プロジェクト」?という前提があるのですが。
提案書作りさえ、プロジェクトといえたりしますから。
なぜいまさら盛り上がってきているのかというと、単なる作業者ではなく、もっと大きな目を持ってものを作れる人がより多く求められているからだと思います。 マニュアルから発想、創作の時代への流れは変わりませんね。
要は、プロマネは少し前のリーダーシップの考え方やマネージメントの知識を元に、RFPは会社のISOや自己責任(CSR)、JSOXなどの流れで、きちんとした仕事をしてきちんとしたものを世に送り出そうよ、ということ。
これ自体は歓迎ですね。実際にうまく運用する現場は大変でしょうが…。いま出始めているハウツー本やセミナーで勉強しなければならないのか… ちょっと悩ましいですw