我々の国家はどこに向かっているのか
[番外][diary]
昨日に引き続き、もうひとつコラムからの引用を。
政治アナリスト 花岡信昭氏による連載。
米国の世界戦略を理解しないと基地問題は語れない
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/y/08/03.html
近頃普天間基地のグアム移転への日本からの費用拠出などのニュースを漠然とみながら、なんとなく詳しく知るべきなのではないかな・・・とおもいつつ、そのまま流していたわたしです。
しかし、実はそれ以上の日本の世界の中での位置づけの大きな転換がまさに今行われているのであり、基地移転から憲法論議まで、その観点から議論をすべきであるとの話。
それ以前に、小泉さんが国民に説明したのか?!との問いかけです。
何が歴史的転換かというと、
アメリカがインドを中心とした、地球の半分くらいをまたいだ「不安定な弧」で何かあったときに(もちろん軍事力で)即時対応できるように体制を着々と作っている最中だというのです。
しかも!その軸となるのが、「弧」の両端にあるイギリスと日本のアメリカへの協力体制。
つまり、今後なにかアメリカが起こそうものなら、日本は自動的に世界中から「アメリカ側の国」とのレッテルを貼られてしまうというわけ。
あららら。これはちょっと困った。せっかく文化面で独自性を出して日本の良さを世界中に広げていこうとしているときに、外交軍事面でこんなことになっているとは。
これってどうなるんでしょうね・・