基本の「き」
月並みだが、コミュニケーションの話。ご多分に漏れず、私の仕事でも、基本の『き』である。
メールだけのやりとりでは相手の要望や事情は読み取れない。ましてや、気持ちの交流など、単なる思い過ごしや思い込みに過ぎない。
最低でも、流れの変わるポイントポイントで、電話して声だけでも聞かないと、メールの向こうで起こっていることを逃しかねない。
ついでにいうと、逃すとまずいことは、大抵、メールの向こう側で行われるのだ。
また、隣同士でチャットやメールをしている自分に気がついたら、そのオフィスの人間関係に問題があると認識したほうがいい。
不健康な場所で健全な魂は育まれない。
しかしながら、人は不健康、不健全が大好きで、こうした事象はインターネット普及前、20世紀の社内メールの時代にすでに問題だった。
それでも、もし、プロジェクトエディティングするなら、この癖は排除するべき。プロジェクトは人で成り立っており、人を大切にしないと成り立たないものなのだ。