軌道修正という技術

久しぶりのブログです。
今回、＠NETの会議で、活動の方向性を見直しました。ここのところ、いや正確には前回、会議にちょっと変な空気が流れて、これは修正せねばと思っていたところをメンバーの一人に指摘されました。いろいろと話をした結果、当初の思いのようなところに話を戻すことができて、良かったと思っています。
ただ、考えてみると、以前はわたし自身が彼女の方の役割をやっていたのですが、置かれた状況が変わってきたことで、自分自身の意識も新たにしないとならないと思い直しました。
もはや昔のやり方ではなんともできない。

チームの方向性をただすのはけっこう難しいと以前から苦手意識を持っています。
なぜなら、立ち上げには自信があっても、継続と修正はまったく別の技であり、自分としては代わりにやってくれるだれかを探す方が早いくらいに思っています。
そのくらい、手がけるのが苦痛ともいえる。

今日できたのは、その苦手だった軌道修正。しかも時間に正確に終えることができたのも収穫です。本気でちょっとだけプロマネを意識しましたよ。今後はもっときちんとプロマネしようと決意しました。
多様な文化を背負ったメンバーが集まっているとき、一番共有すべき基盤として、もっとも手堅いレベルに合わせるのが正しいと思います。その意味で、徹底して具体的かつ詳細に進捗管理をするのは有効だと思う。

たぶん、わたしが本来的に得意とする状況は、何もないところからモチベーションをあげ、ビジョンを共有してスタートダッシュするところ。その後の積み上げと変更はまた別の才能ですね。