またもオオカミ...
[diary][Review]
1週間、静かに単行本『オオカミの誘惑 上・下』にはまってました。
話が結構違うのね。映画化にはよくあることだけれど、小説を2時間前後の映画にすると、どうしても短くする。つじつまが合わなくなるところをあわせるべく、一部話を変える。のが普通だけれど、この話はかなり違う。
やっと、DVDの特典映像でみた、スタッフや俳優さんたちの反応が納得できた気がします。
もちろん、芯となっている話は同じでキャラクタもメインの3人は、同じ。
しかし、小説の中のチョン・ハンギョン(主人公の女の子)の
描写は、イ・チョンアが演じた姿とはちょっと違った。
小柄なハンギョンは、ちょっとぼさぼさのおかっぱ頭、色白のなかに紅潮した頬、口元は笑うと2本の八重歯がのぞく… あれれ、なんだか20歳のころまでの自分を思い出してきたぞ(^o^;;;)ちびでスタイルがよくないとこまで一緒だ^^;
映画では、妹のダルムに似てたと思ったのに。
また、テソンの最期はオーストラリアではなく、アメリカだった。
たしかに、そのほうが現実的だ。
へウォンとハンギョンの恋愛はまるで現実味を帯びていて、一度分かれてみたり、くっついてみたりする。
小説では浪人はせず、きっちり子ども時代に決別するかのような半年を経て、無事大学に合格する…。
リアルな青春を描いたネット小説、これが本来の大ヒット作『オオカミの誘惑』なのだろう。