六本木でエリザベスタウン
[Review]
観に行ってきました。今回はヒルズのヴァージンシネマズ六本木にて。
というのは、このチケット、実は試写会のチケとなるはずだったのですが、残念ながら中止となり、特別鑑賞券をいただいたもの、という経緯があり。せっかくだからと、友人と試写会気分で観ようということに。
というわけでようやく叶った、ヒルズシネマデビュー。いやいや、オープン当初は混雑しすぎでしばらく近寄らなかったんだけど、やはりちょっと不便な場所だから?いまとなっては平日夜は比較的すいてます。もちろんキレイで快適♪
で、肝心のストーリ。(↓この公式サイトの「ENTER」をクリックするとBGMつきコンテンツがみれます)
エリザベスタウン
http://www.e-town-movie.jp/
オーランド・ブルームの脱・コスチューム映画第一作だけに、期待どおりのぐっとくる映画でした。が、思ったよりも恋愛色が濃い内容でした。相手役はキルステン・ダンスト。
人気靴デザイナーのドリュー(オーランド)が仕事で大失敗した直後、父親の死を知って飛行機で父の故郷エリザベスタウンに向かう途中、飛行機のフライトアテンダントのクレア(キルステン・ダンスト)と出会う。前向きで明るいやさしさをもつ彼女と幾度も出会っていくことで、ドリューは悲劇的状況から救われ、新たな人生へと踏み出していく。
しかし、この映画を楽しむなら、恋のゆくえを追うよりも、ドリューが出会う人々にともに出会うことをおすすめします。
おじやおばたち、父を知る町の人々。葬儀でロックバンドを再結成して演奏するいとこ、そのちいさな息子。そして母の深い深い愛。父の遺灰をつめたつぼを助手席に乗せてのドライブ・・・。
映像美のなかに、アメリカ最奥の地といいたくなるような、中西部ケンタッキーののどかな町とドライブの車窓から見る大地が広がります。
そして音楽。監督のキャメロン・クロウは撮影中にも音楽を流しているような監督。映画の中でも音楽がとても重要な役割を果たしているようです。
BGMがほしくなってしまいました。BGMだけではなく、懐かしさがさわやかに自分を癒してくれる貴重なこの映画は、色づかいも中間色が美しく、DVDを手に入れて、ときどきみたい作品です。
洋楽(なつかし系)に詳しい友人は「場面と曲があまりに合っている」とても感動していました。詳しくはないわたしでも、よく知っている曲やなつかしい曲が、心地よく。
しかし、スーザン・サランドンは近頃頻出の女優さんですね。円熟期でしょうかw まるで日本の野際さんですね。
ともかくともかく、細かいことを気にすると、面白くなくなってしまうかも!爆笑シーンもあります(笑。