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個人的な生活と思索の記録です

『エビ大王』

[Review]

俳優(怪優?^^)・筧利夫さんが中心となって立ち上げた「Team ARAGOTO」というプロジェクトの いわば旗揚げ公演。

エビ大王とは?Team ARAGOTOとは?
http://eee.eplus.co.jp/s/ebi-daio/
公式HP
http://www.ebi-daio.jp/

さんざん迷ったあげく、本日ひとりで見に行ってきました。
前から6列目。左前方に串田和美さんがご覧になっていました。

「エビ」とはシュリンプとかの海老ではなく、韓国(というか朝鮮)で「恐い人」の呼び名くらいのものです。子供がいたずらをしたりすると、よく「エビが来るよ!」とおどかしたりしたそうです。

そうです。これは韓国戯曲だったのです。

一部新聞などメディアに紹介されていた記事はおおむね好意的なものだったと思います。
また、ここ1週間くらいで韓国とのドラマ等におさまらない、文化交流についての記事などを見かけたように感じたのはわたしだけの気のせいではなかったと思っています。

この『エビ大王』、今週末で千秋楽なのですが、今後はよりメジャーな形で韓国ものの舞台がみられるような気がします。


ストーリは公式HPに詳しいですが、朝鮮の昔ばなしに基づいたお話で、親と子と血と地、人間の業などが迫力をもって描かれており、とくに後半は心に響くものがありました。

シリアスなばかりの悲劇かというとやはりそこはそれ、筧さん、新感線の橋本じゅん河原雅彦さんなどがあつまれば自然とむちゃくちゃなギャグではっちゃけていて(明らかにアドリブ ^^;)、わたし的には第三舞台時代の筧さんのノリがそのまま全体に見え隠れしていて好感。

サエコちゃんのちょっと幼い高い声はちょっとわたしにはでしたが、六女役の女優さんがすごい力強くてよかったです。
※ なにやら「花より男子」の子らしいです。。


・・・というわけで、もっと初日から見にいって、あちこちで宣伝すべきでした。さらにはツアーを組んだら人が集まったかも?!でしょ?^ー^
ちょっと残念ですが、また次回・・・

なにしろ、青山劇場と大阪の二ヵ所でいきなり長期公演。
相当なチャレンジですよ。いくら人気者が出ていても。女性が多かったのは新感線関係とか佐藤アツヒロくんがいたから?
営業は相当大変だったろうと思います。そんなかんじもありました。オシマイ。