アカデミー賞ファッション!
[diary][Review]
はい、おまたせしました。英語でも読んでくださった方、ありがとうございます。
日本語にする際に、順序をどうしようかと思ったのですが、やはり発表順ということにします。
まず、ABCのTV番組のオープニング。動画のコラージュといった趣でさまざまな名画を表現しつつ、会場にたどり着くという演出。
それから初司会であまり知られていないジョン・スチュワートを紹介するのに気の利いた映像が司会を援助します。アメリカのこういうやり方はほんとうにすてきですね。
【助演男優賞】ジョージ・クルーニー 『シリアナ』
「これで監督賞は獲れないってこと」なんてジョークっぽかったですが、実は本音でしょう^^。「ハリウッドは変わった世界だけど、世間がまだ取り上げにくいエイズや公民権運動もいち早く声をあげ、黒人に賞を与えた。そんな世界にいることを誇りに思う」といってました。頭が切れるとこもまたかっこいい(^^ゞ
【視覚効果賞】『キング・コング』
『ロード・オブ・ザ・リング』のCGを受け持ったニュージーランドの製作会社、WITAがまた獲りました。しかし対抗する残り2ノミネート作品のうち『ナルニア国物語』もまた、WITA製作だったようで、WITAの天下は続きそうです。
【長編アニメーション賞】『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
ジブリの「ハウル」は残念ながら連続受賞はならず。まぁ当然でしょうか。
【コスチュームデザイン賞】『SAYURI』ノミネートのフィルムを見ていると、なんだか着物がどこかのエキゾチックなものに見えてきます。
【助演女優賞】レイチェル・ワイズ『Tナイロビの蜂』イギリスの女優さんです。もうすぐ封切りですね。ちなみに主演はハリポタやレッドドラゴンのレイフ・ファインズ。
【長編ドキュメンタリー賞】『皇帝ペンギン』日本でもヒットしましたね^^
【主演女優賞】リース・ウィザースプーン 『ウォーク・ザ・ライン』
リースはどうやら、アメリカを代表する人気女優の地位を得たようです。
良き妻、良き母、名前も伝統的な良いイメージ?そしていい仕事をしています。しかも映画での歌声もすばらしかったとか。
【主演男優賞】フィリップ・シーモア・ホフマン 『カポーティ』(写真中央 ★)
彼の名前は知らなくても、顔を見ればあぁ、とわかる人、多いと思います。
それくらい、長い間いろいろな映画の脇役で出てきました。また、舞台中心で活躍しているそうです。
低い背と最近とくにずんぐりした体型(38歳だとか)、とくに、地毛の金髪を生かして(?)、イヤなヤツをやらせたらぴかイチかも。
というわけで、トルーマン・カポーティの役はまさに当たり役だったようです。
それでも、ここまでにするにはそうとうの苦労があったようです。
こういう俳優さんが受賞することはほんとうに喜ばしいです。
【脚色賞】『ブロークバック・マウンテン』
【脚本賞】『クラッシュ』
昨年の「ミリオンダラーベイビー」につづき、ポール・ハギスが獲得。オリジナルの作品が少なかったことも大きかったようですね。
【監督賞】アン・リー 『ブロークバック・マウンテン』(写真左 ★)
台湾出身でアメリカに移住したアン・リーはNYU出身の監督とか。見るたびにほっとさせてくれるような笑顔が人柄の良さを感じさせてくれます。
【作品賞】『クラッシュ』(写真右 ★出演者たちが喜びあう)
プロデューサの名前の登録が2名までということで、直前までもめていたと伝えられていましたが、
とりあえず名前は ポール・ハギスとキャシー・シュルマン。
写真右では、テレンス・ハワードとサンドラ・ブロックが喜びあってました^^。
もう場内騒然、当事者たちはだれも予想していなかったらしく。ドラマチックな結末でした。
ともかく、大逆転でもうびっくり、思わず声を上げて喜んでしまいました。わたしとしては、結構「クラッシュ」に思い入れていましたので^^。
クラッシュはすばらしい作品です。めったにないのですが、もう一度劇場に足を運んでもいいと思っています・・ と、わたしが思うということは、他の方も同じことを考えている可能性があり・・ きっとまた、日比谷のシャンテは込むのかしら。
「クラッシュ観てきました」の日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=92118438&owner_id=4940
公式サイト
http://www.crash-movie.jp/
みんな、観にいかないでね^^
[Review]
アカデミー賞授賞式といえば、これから2,3ヶ月にわたって雑誌などもにぎわすはずのファッション!
こちらにまとめましたのでどうぞ♪
オスカーナイトのファッションチェック^^
http://mixi.jp/view_album.pl?id=334393&mode=photo
写真のサンドラとキアヌの映画はアメリカで6月公開だそうです。十数年ぶりの共演。
プライベートでもいっしょに遊んでるみたいですね。
ファッションといえば、今年はナオミ・ワッツ、サンドラ・ブロック、ジェニファー・アニストンのドレスが好きです。
今年はみなさん、なかなか無理のないものを、自分にあった形で着こなせている気がします^^;
スタンダードで清楚な感じが好みな感じ。
ナオミ・ワッツは、インタビュアーにややしつこく「ビンテージですか?」「着るのにどれくらいかかった?」など、突っ込んで聞かれていて、辟易気味でした。奥ゆかしい方のようでちょっとかわいそうでした。
そうそう、チャン・ツイィーの、グレーのスワロフスキーがスカートにちりばめられたドレスも、人魚のようできれいでした。
ちょっと年上のフェリシティ・ホフマン(主演ノミネート)は、写真はないですが、すてきな着こなしでした。レッドカーペットでのインタビュー中、出演している人気TV「デスパレートな妻たち」の共演者たちがメッセージを贈っていて、それを聞いて彼女は涙していました。ドッキリみたいな感じですね^^