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個人的な生活と思索の記録です

Viva!バーゲン

半年に一度きているバーゲンにきた。主に婦人服を扱っているメーカーブランドの本社にお邪魔している。
年2回のこのイベントに来はじめてもう長いと思う。10年近く?
おのずと定点観測になっていることに気づいた。
というのも今回のバーゲンの様子、もっといえば今年に入ってからのメーカーの様子が今までにない感じなのである。

10年来、毎年2回のバーゲンが、今年は初めて、ゴールデンウィーク前後にも開催されました。知っている人がだれも行かなかったので、そのときの様子は分かりませんが、今年は初めて年3回のペースとなっていることは確か。

この週末の夏のバーゲン。いつもどおりの日程ですが1日、長くなっています。金土が木金土に。

しかし、一番驚いたのは、会場に行ったときの様子です。まず、絶対的に人がいない。
体感で4分の1といったところか。込んでいる回とくらべれば、10分の1以下といってもいいくらいの入りと思う。つまりガラガラ。
怖いのは、一度こういうガラガラな状況をさらしてしまうと、以後顧客がもつイメージが変化(もちろんネガティブに)して、これまであった古くからのブランドイメージの崩壊が始まるのではないかと。
さらに従業員の志気や提供するサービス品質にも影響があるはず。

90年代半ばから後半にかけてさまざまなお店やサービスが消えていった当時の状況と似通っている気がしますね。

何事もやってみなければわからない、けれどもこうしてこのブランドのように勇気を持ってやってみても、結果が芳しくないときがある。
そうしたとき、どう修正して復活していくか。その手腕が問われている気がしてならない。

戦略、モデルがないと言ってしまえばそれまでなんだけれど。