Vision is power. You can change the world!

個人的な生活と思索の記録です

不覚にも

ちょっと重要な体験をしたように感じています。
今日は例のChange Agent養成トレーニングの2回目。本格スタートとなる予定であり。
http://d.hatena.ne.jp/kmizusaki/20091124/1259076424

そこはそれ、組織変革の理論を実践する場のため、なんでもありなのが魅力な訳で、やはりというか、当初のアジェンダは完膚無きまでに吹っ飛んでしまいました。

では3時間のあいだ、コッター理論の代わりに一体何をやっていたかというと… プロセスワークの心理学をつかったワークです。詳しくはもちろん言えませんが、このトレーニングを進めるにあたって一人の参加者が出したアイディアについて、ディスカッションして一つのコンセンサスを出すというゴールが漠然としてありました。1時間経ち、2時間経っても終わらず、ようやく収束を見たのが終了10分前w

さて、その間なにがあったかというと… およそビジネスの場らしくない感情の発露でした。トレーニングだからいい、と言いきれるかどうか。


自分は一般の方よりかなり人事系のトレーニングを受けてきていると思います。
その中で特徴的なのは、何かと流れをはみ出してしまう、小さな反応や振る舞いで目立ってしまう自分です。

今回は、ベンダーであることだし、特別に入れてもらっているにもかかわらず、分け隔てなくいっしょにできて良かったと思っていました。しかしふたを開けてみると社員の事情がずっと続いて途切れません。もろもろの自分のチームや自分自身のこれまでの状態などが徐々に思い出されて、ともかくここはがんばろう、とコミットすると、露悪的なまでに自分の正直な感情が出てきてしまい。

結局抑え抑えて、しかし全部出してしまった自分がいます。この年になって、しかもチームもあるのになにも職場で心情を必要以上に吐露することはないと自分でも思います。
でも、同時に、これまでに何度もあったように、この自分の誠実な素直な振る舞いが、場を変える大きな原動力になれば、それはそれで発言した甲斐があるというものと思い直しもして。大丈夫なのか、この考え方…?(笑
結果は今後残りの回を重ねるごとに良くも悪くも転ぶと思います。もちろん、実際の業務にも直接影響があります。

いまは、一生懸命にやるだけ。終了後、話しにきてくれた方々がありました。その方たちとアポを取って新しい関わりをしていきます。


最近のある研究によると、無意識部分のデータ量は顕在意識部分の約20億倍だそうです。

人間って、ちょっとわかっただけでも本当におもしろい。まだまだ知らない部分、とくに自分の知らない部分が見えてくると自ずとエネルギーはあがります。
思い切ってやること。失敗してもなんら気にすることはないこと。かえっていいことがあったりして(笑。
なんて、笑いにすることの意味合いもこのプロセスワークの中で学びました(!)。