Vision is power. You can change the world!

個人的な生活と思索の記録です

シニアのユーザビリティ

http://121ware.com/navigate/enjoy/usage/iroha/help/index.html
プロフィールにも書いていますが、2005年末に2006年末にリリース予定だったWindows Vista向けの学習ソフトのアイディアを考えるように指示されました。2年後の世の中を考慮して考えるようにとの指示。
もう一人、サポートとしてアサインしていただいた上で正月にかけていろいろと考え尽くしたのを覚えています。
ご存じの通り、NECのパソコンは初心者、シニア向けというカラーがあります。実際リサーチするとそのサポートの必要性や現状の満足度の高さもよく伝わってきます。
それらを踏まえ、さらにVista後のパソコンの世界を考慮してくみ上げたのがこのソフト。
予算がありますので、限界はありますが、その中でだいぶ検討しました。

さて、昨日購入したNECパソコン。両親のLaVieが古くなった(約7年)ため、一足早い誕生日×2とクリスマスで購入しました。あと10年使うそうです(笑。
自分のPCは東芝Dynabookにしているのになぜ、今回NECにしたかというと、やはり親になるべく慣れたPCの操作性を備えたものを与えたいと思ったこと、それから術後回復した母に再びパソコンを触って欲しい、その援助としてこの「パソコンのいろは3」を使ってもらいたいと思ったことです。実際、そろそろメジャーアップデートがあってもおかしくないため、買うなら今しかないと。
それにしても2005年から来年は2010年。結局このソフトは5年持ちました。世の中は急激に変わっているようで、結構変わらないものだなと感慨。
一方、母はマウスの持ち方から何からすっかりパソコンの使い方を忘れ去っていることが判明したのですが、ちょうどよかった、これこそこのソフトの出番!これからすこしずつ教えていきたいと思います。

で、母が昨日取った行動を少しトレースします。
わたしがパソコンのいろは3を立ち上げて始まる音楽とアニメーションに反応してすぐにPCの方を振り返りました。そしてなんだか楽しそう、といすに座り、ごく自然にいっしょに練習ソフトを始めることができました。以後、ノートPCバージョンを選択したため、すこしパッドの扱いが難しかったのですが、やはりキャラクターの掛け合いは心情的に入り込みやすく、見ている負担が少ないまま内容を学ぶことができているようです。