Vision is power. You can change the world!

個人的な生活と思索の記録です

特別セッション。

会社の方のお誘いを受けて、お宅にお邪魔してきました。
最近いっしょにパイロットのトレーニングを受けている仲間が中心で、しかも毎日隣り合って座っている方々。普通の感覚で言うと、隣にいれば、だいぶたくさんお話ししたりランチしたりと仲良くしているイメージだと思います。なぜか、仲はよいしいっしょに飲みに行きたいのは山々なのですが、一向にご一緒する機会がなく。その上座席が1つ隔てて居る方になると雑談もままならない。そんな職場です。空気は良いんだけど、どうしてかいつもばたばた(笑。

さて、よい機会なので喜んでお邪魔したのですが、本当に私には珍しいこと。行ってみれば、今はこうして行き来しあう世代があるのだと実際に見て体験してわかりました。これって私がずっと望んで目指してきた生活。今年は引っ越したので、いよいよ実現ができそうです。

今日はその話は脇に置いておいて、ただのパーティでなく、セッションを開催したことについて書いておきたいと思います。

参加された方の中には「先生」と呼ばれるべき方が3名。そのうち2名が実際にセッションをリードしてくださいました。
午前中からお邪魔して行ったのは、瞑想とプロセスワーク。さらに近所の神宮に参拝後、夕方お見えになった先生が行ったのはボイストレーニングのごく根幹のセッション。いずれも実験的でインスピレーションに働きかけてくるものでした。

瞑想というと、さまざまな種類があるということで、声のガイドに従っていろいろ想像していくやり方はわたしが若い頃に相当やったことがあるもの(創造瞑想)ですが、これはそのほんの一部で、今回はトレーニングの関連でヴィバッサナー瞑想というものを体験。これは正直、自分にはかなり親しみのあるやり方の瞑想です。というのは、これは瞑想というイメージよりはトレーニングの一環のようなイメージ。目を閉じて、自分が体験しているあらゆるものにラベリングをする。方法はそれだけです。
少し調べてみると、この瞑想は仏教系で、内観や座禅と同類に入るようです。その他何があるかというと、ヨガ、チャネリングなどのスピリチュアル系ということなので、納得がいきます。
試しに私が昔やっていた声のガイドのものもお試しでやってみました。すると、人によって見えるものがあまりにも突飛で。さすがです。

次にプロセスワーク。これもヴィバッサナー瞑想の関連です。やってみたのはプロセスワークそのものではなかったかもしれません。思いや感情、考えも含めてラベリングしていく瞑想よりも、さらに身体の声を聞いて、それを増幅させつつ自分の内面に気づいていく手法です。むしろ、こちらの方が元祖と言えるのではと思ったりしました。ワークの前には最近気になっていることをメモし、さらに気づいたことをメモしました。そこから見えてくることあるとのこと。
これはこの手のワークをやってみたことのある方にはわかるのですが、何しろやってみないとなにがわかるか、何に気づくか、その気づきが自分にとってどれほど意味のあることか、伝わらないと思います。それはやりようによっては人生がひっくり返るほどの結果が出ることもあるのです。ちょっと自己流でやっただけでは全然わかりませんが。ということで、わたしにもひっくり返りはしませんでしたが、よい示唆、いえ、気づいていたことの再確認が得られました。

夕方のボイストレーニングは初めてお会いする先生で、いったい何が起こるのかまったくわからなかったのですが、身体を楽器と見立てて、声という音が調整の仕方でどのように変化するかを実体験することができました。音源と本体を分けて楽器を考えると、声帯と身体に分けて考えられる。正しい位置を意識するだけで、驚くほど楽に、魅力ある声を出すことができるようになります。同時に、個性を発揮することも、身体のコリにもよく効きます。いいことづくめ! 先生は今後、歌手や俳優の方だけでなく、仕事で声を使う方々にもトレーニングを提供していきたいそうです。

1日参加して気づいたのは、身体の調整が大変大切だということ、普段どれほど身体を使っていないかを痛感、それが逆に仕事に対して悪影響を与えていることを実感しました。意図とは逆の結果を知らず知らずのうちに受け取っていたんですね。

これは気づきとして、来年継続して身体を(さらに!)改造しようと思っています。
乞うご期待!