28年ぶりの転換点、いまです

私がたびたび言及させていただいている、脳科学の黒川伊保子さんが提唱している感性トレンド的には、２０１２年末から２０１３年にかけて、いま正に１４年ぶり、２８年ぶりの転換点にいます。トレンドの波は定期的であり、どんぴしゃりでないにしても、だいたい「脳の気分」がどのような方向性になっていくかは予測されていることです。なので、個人的にはここ２、３年くらいは、意識的にも無意識的にも、時折、世の中や身の回りで起きていることを、心の中でトレンドを検証しているようなイメージです。いままさに１２月。知れば知るほど面白いです。

逆に、いまこの時点で起こす変化、転換は、向こう２８年の長期にわたり、深く社会や人生、政治、経営もろもろに影響する可能性があります。いままでの価値観は、私が言うまでもなく、通用しない時代がきているということです。実際、昨年から今年にかけて、また今年の年初から今までに、世の中の雰囲気も変わりましたよね。

本当に変化が多い時代だなあ、と思っている方。すぐにあれこれ思い当たると思います。

たとえば、製造業が再び脚光を浴びているのも偶然ではありません。一人メーカーの八木さんのSTROKE、LEDライトのヒットも偶然ではないです。

モノへの回帰はこの時期に発現する時代の特徴にぴったりと合致しています。

しかも、ただ合致しているだけでなく、ながく将来にわたって、成長や拡大、場合によっては繁栄が見えるのも、この時期の特徴の通りだと思います。