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個人的な生活と思索の記録です

ジョーンの体験談


一人目の女性は、旧WTCの脇にあったマンションの住人。お名前をジョーンといいました。事故当時はいつものように、通勤し、対岸のニュージャージーの職場で会議中だったそうです。会議室の窓から目の高さに飛行機が見えたときには、てっきり広告宣伝用飛行機かと思っていたのですが、急に加速してノースタワーに突っ込んだとき、それがアメリカン航空とわかりました。すぐに自宅にいるはずのご主人に電話をかけて知らせようとします。
ご主人はちょうどシャワーからあがったところで、促されるままに外を見ると、目の前にすでに上の方から落ちてくる人を何人も見たそうです。
ご主人はそのまま家をでてともかく逃げました。ほどなくしてサウスタワーにもう1機、ユナイテッド航空機が突っ込み、ビルが倒壊しました。10分遅ければ助からなかったと言います。

事故後自宅に戻ってみると、窓ガラスはすべて割れていました。近所のどのビルも、窓ガラスはすべて割れてなくなっていたそうです。そして、家の中のものも壊れていました。