てりやきマックがいろんな意味でうらやましい話
マクドナルドの日本独自メニューが海外の人たちに注目されている(うらやましがられている)という話。
“アメリカでもテリヤキマックを売ってくれ!” マクドナルド日本限定メニューに海外も注目 | NewSphere
いわれてみれば、たしかに! 欧米の人たちはなぜか、テリヤキ(TERIYAKI)が大好きですよね。
てりやきマックバーガー | メニュー情報 | McDonald's
[http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php:title=]
テリヤキ以外にはエビ。えびフィレオは、わたしもまったく眼中になかったのを、先日初めて食べてみましたが、これはたしかに日本のB級グルメ的に後を引くおいしさです。
バーガーメニュー(レギュラー) | メニュー | McDonald's Japan
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わたしたちは気にしませんが、実は結構、「食材」っていまでもなお、意外と地域に密着している傾向があり、遠くは慣れた地域の食材はなかなか入手するのがむずかしく、とくに素材や原材料であれば、もう現地調達した素材の味でしか味わうことができないのが普通です。
ソーセージやハム、ピーナッツバターだけでなく、牛肉、ラム肉でも、違うそうです。アメリカのものは米軍基地のショップに行かないと、アメリカ国内と同じものを手に入れるのが難しいそうです。(あとは都心に少し、ショップがあるようですね。。)
前のエントリーで書いたチョコレートの話のなかで、ゴディバ(Godiva)の社長の話を出しましたが、日本発の新商品やサービスは有望だと考える企業は多いのでは、と思います。
日本をテストベッドのようにして、いろいろな商品やサービスを試してみて、次のうち手を練って、しかる後に世界展開するという話はほかでも聞いたことがあります。
なので、てりやきマックやえびフィレオも、世界展開してもいいのにね、できないのは、なにかの素材調達がうまくいかないのか、あるいは展開するほどの確証がとれないという判断か、もともとマーケティングはローカライズだったから、とくに日本のマクドナルドは、現地法人ではなくフランチャイズだったことも影響しているかもしれません。
いずれにしても、てりやきマックのように海外からの引きが強い商品は、ほかの会社にとってみれば十分にうらやましい状態であり、てりやきマックを食べたい一心で、日本に旅行しにきてくれる人たちが増えるのなら、それもまたよし、ということにしましょうか...