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個人的な生活と思索の記録です

落ち着く位置

学校、会社、ご近所、家族、友だちのなかであっても、自分が落ち着く位置ってあると思う。

それは実はどこに行っても無意識に同じ位置をとってしまったりする。極端な話、遠足で歩いているときもそうだ。映画館で映画を見るときもそう。劇場で、思わず予約する席だって、結構同じだったりする。

たとえば、真ん中あたりのわずかに後ろ寄り、とか、左側の通路脇の、できれば前から3分の1くらいのところとか、誰がなんといおうと一番前の列がよろしい、とか、できれば後ろの段を上りきった少し薄暗い空間がすき、とか。

遠足なら、やっぱり先生のすぐ隣か後ろ、つまり一番先頭がすきだな。でも映画館なら右より真ん中の前寄り通路のすぐ後ろあたりがすきだなあ。とか。

それは、そのまま、生き方にもごく自然に反映されていることが多い。目立たないように、あるいは前のめりか、それとも悠々自適か。

わたしの場合は貧乏性な前のめり。できればBのつくその形容詞はいらないのだけれど、何かを質問するときもすぐに気軽にできるし前になにか表示されている場合もよく見える、よく聞こえる。

なにかをうまく行かせようとするとき、自分がとるべき位置はこのような、なにかと取り慣れた立ち位置がよいと思っている。なぜなら、この立ち位置は自分らしさの象徴で、自分らしさはたいていの場合、自分がうまくいっている、成功しているときの立ち位置だからだ。

まったく新しいことを起こす場合でも、やはりその新しい環境にて、自分らしく実力を発揮するためには自分らしい立ち位置をとるとよい。慣れない人でもやがて勝ちパターンが見えてくる。

逆にこの頃、もし上手くいっていないことがあるとしたら、立ち位置を見直して、小さなことからでも変えてみるとよいかも。よかったときのことを思い出してみるとよいと思う。それはそれで、堂々と変更すればよい。長年の癖の場合はやや難航するかもしれないが、それでもできると思う。