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個人的な生活と思索の記録です

やっぱり大雪@東京....

とりあえず、やはり今日はこれを言わないとですよね。

▲写真が大雪してません。午前中のものです。。失礼&あしからず。。

昨日聞いた話だと、東京は平成10年ぶりの雪とのことでしたが、夜のニュースでは、20年ぶりと言っていました。5年くらいさらにさかのぼって、1994年以来?
平成10年だと1998年?であれば、わたしが文京区小日向に住んでいたときで、大雪はよーく覚えています。

なぜなら、昼間から大雪すぎて仕事を切り上げて帰宅することになり、帰宅に苦労したからです。
当時、まだタクシーはけがしたとき以外はほぼ乗らなかったにもかかわらず、春日の交差点でタクシーを拾ったように覚えています。

タクシーはなぜか直進せず、後楽園の間を通って安藤坂に出ました。水道のあたり、つまり小日向の丘のふもとの道を、さらに行った先の、お寺があるあたり(たぶん、小日向の交差点あたり)で車を止めて、私に言いました。
ここから先は、車で上がれないので、悪いけれど、ここで下ろさせてもらいます。
と。

まさか、せっかく車に乗って安全しかも速いと思いきや、すっかり遠回りした上に、こんな、静かすぎる、とんでもないところで下ろされるとは...?

しかししかたがないので、しぶしぶ降りまして、坂道を自宅に向かって上がり始めました。
もちろんジグザグな坂道です。

そしてあがりきってからも、さらにものすごく静か、つまり誰も通る人のいないふかふかの雪道をずぶずぶと歩き、自宅にたどり着いたのでした。

たどり着いたところは記憶にないのですが、ともかく間違いなく家には帰ったと思います。


さらに今晩言われていた、1994年?の雪は記憶にないんですよね ....。ただ、そのくらいになると、もうまだ子どもの頃、東京に引っ越してきたときには、わりと冬にはよく雪が降っていたよね、という記憶になっちゃいますよね。
受験のシーズンは間違いなく雪が降っていましたし、成人式の頃もしかり。お正月も3が日の1日くらいは降ってました。もちろん、作りました。雪だるま。ここのところずーっと、そんなものできるほど降ってない。しかも個人的には湾岸に引っ越してしまったため、ますます雪なんてついぞ見てない。

今日夕方にちょっと外出しました。もちろん、降りっぱなしの中です。危険を感じるくらいの降りっぷりとひと気のないご近所です。
でも、今年たまたまゲットした、短いゴム靴のおかげで、歩くことに関しては、まったく気分よく、歩けました♪ とても快適。ちなみにゴム靴は、ガーデニング用品として、お正月の福袋に入っていたものです。感謝〜w

おいしーい!だけではないお気軽カフェ〜ジョトォ

ちょっと用事があって、渋谷でも普段あまり行かない方面に行ってきました。帰りはヒカリエを久しぶりにチェックしたく、しかも上の階ってあまり行く暇がないので、のぞいてきました。
結局食べるところもいろいろ見たのですが、列に並んで待つような時間はなく、地下でケーキセットにすることに。

GIOTTO (ジョトォ)
フロアマップ(B2) | 渋谷ヒカリエ/Shibuya Hikarie
plaisir-co.com - このウェブサイトは販売用です! - キースマンハッタン ケーキ リソースおよび情報

ここはケーキショップのイートインで、かなりオープンなエリアなので、いったいどうやって注文して席に座ればいいのか戸惑うほどでした。

でも、いったんお声がけしてみて、「どうぞ、空いているところにお座りください」と言われてからは、すばらしい体験でした。

注文を取っていただいたのは慎ましやかな執事系のシニア男性でした。
ケーキのほかにコーヒー、紅茶はダージリンとアッサムがあるとのこと。私はこういうラインナップのときには、アッサムのミルクティーと決めているので、すぐにアッサムで。と応えると、ミルクとレモンがございますとのこと。すぐにミルクで。と応えて終わりました。

そしてまた、こう注文したときにはたいてい内心、さて、どんな紅茶とミルクが出てくるかな、と期待とそこはかとない失望を待ち構える不安で待ちます。

ほどなくして、紅茶とミルクがケーキよりも先に出てきました。

それにもびっくりしたのですが、もっとびっくりしたのは、紅茶が大きめカップになみなみと入っていたこと。ポットではない場合に、上品さを保ちつつもこれだけたっぷりした珍しいカップに、しかも9割くらいなみなみと、しっかり赤く出ている紅茶がでてくるとは。
しかも、アッサムのミルクティーと言えば、紅茶通には、もうこれは濃いめでミルクたっぷりと決まっている訳です。
そこになみなみたっぷりの紅茶なんです。びっくりします。

しかしそこはたくさんいただけてうれしいこともあり、ミルクポットの中身が遠目にかなり少なそうな感じだったので、アッサムではありますが、まずはという思いで、ストレートのままで味わいました。
これは、つまり紅茶が程よい濃さで程よい温度だったということを示します。ミルクティーには、やや薄めだったかな、と思っていたのは否定できません。

そして、まだケーキが出てこないので、ミルクを先に確認もせずに放っておいたので、まあ確認して、ミルクティーにして飲もうと思い、ミルクを入れると、これがなんと、ミルクを全部入れて、ちょうどいい、まさに丁度良い濃さになったのです。
もうおいしくて。そこにケーキがやってきて、目の前に紅茶と並びました。

あっという間に食べてしまったのは言うまでもありません。ちなみにロールケーキでした。クリームとフルーツとがスポンジと合わせてとてもおいしいです。

紅茶の話ばかりで恐縮ですw きっとコーヒーも美味w
椅子がソファなので、仕事を片付けたい人にも良いと思います(お客さんが並んでなければ)

GIOTTO、カフェお勧めします。帰りには並んでましたけれど、ぜひ時間をずらして、お試しくださいね。

子どもからの手紙(チャイルド・ファンド・ジャパン)

認定NPO法人を通じてフィリピンの女の子の里親支援をさせていただいています。

あらためて振り返ってみてみると、かれこれ5年くらいはご支援しているみたいです。女の子の年齢も、確認してみたら、今年12歳になるようです。ちっちゃくて内気そうで、でも聡明そうな目の女の子でした。もう来年はティーンズですね。びっくり。

スポンサー(里親)で子どもを支援 認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン

いくつか似たようなプログラムを提供している法人があるようですが、私が参加しているのは、ひとりの特定のお子さんに対して、その子が成長するまで、毎月少しずつ金銭的にご支援させてもらうというものです。寄付できる先を探しておられる方が増えているようですが、たしかに寄付は確定申告で控除の対象になります。すこしだけですが、社会に対して働きかけることにはなるので、私などは、それがちょっぴりうれしくもあります。

しかも、ひょんなことから始めたのですが、相手と交流でき、しかもお子さんの成長が見えるのがうれしいですね。交流できないところもあると聞いたこともあります。 今日手元に送られてきた、その子の手紙を読んで、あまりにも成長したことが実感できたので、以前の手紙も改めてみたいと思いました。

手紙は、わたしとその女の子の往復書簡のようなもので、やり方や頻度を強制されているものではありません。けれど、学年末(夏)には、その子の成績と健康状態と写真が、年末にはクリスマスカードが送られてきます。

なので、年に1〜2回はこちらからも手紙を書いて送るのが習慣になっています。(手紙世代ですw)

主な手紙を下にご紹介したいと思います。原語がタガログ語、翻訳が英語ではありますが、年々の成長がわかってうれしいですね。日本語の翻訳は私が今回(というか、今)したものです。今いちですがご容赦を...。


▼2009年6月(7歳)

すてきなお手紙を送ってくれてありがとうございました。お返事がもらえてとてもうれしいです。
わたしのことを信じてくれてありがとう。勉強を終えて支援に応えられるようにがんばります・
勉強については、いつも宿題をやって、家で勉強をして、学校でも友だちと勉強しています。
あなたがいつも幸せでありますように。仕事を楽しんで、家族や友だちとしあわせにくらしてください。


▼2011年1月(9歳)

メリークリスマス!
カードを送ってくれてありがとう。とくにこのクリスマスシーズンはお元気でお過ごしですか?わたしは、元気に家族と過ごしています。学年を修了できるように勉強も努力しています。
あなたがいつも幸せでもっと神のご加護があるようにいつもお祈りしています。

*1

▼2013年2月(11歳)

こんにちは、お元気でおすごしと思います。今のところ、私は神様のおかげで元気でいます。クリスマスカードを送ってくれてありがとうございます。
この学年が終わったあと、賞をもらえて学年を続けられるように、まだとてもがんばっています。私たちは3年生を終えて、わたしは全科目で合格(修了)することができました。私の家は学校から遠くはなれているので、家に帰るときにはもうほとんど真っ暗です。私はお母さんのお手伝いで、飲み水がないときには、毎日ではないけれど、水をくみにいきます。
今は雨が降っているので、道がぬかるんでいます。道はセメントで固められていません。洪水がたくさんあります。でも台風ではなく、雨だけです。
ありがとうございます。神のご加護が私たちにありますように。


▼2014年2月(12歳)

メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!
きれいなクリスマスカードをありがとうございました。クリスマスに私のことを思い出してくれてうれしいです。私が作ったクリスマスカードを受け取ってくれていればいいのですが。私たちは台風ヨランダ(2013年秋被害が最大級となったフィリピンの台風)の被害地域から遠く離れているので心配しないでください。あの嵐で被害を受けた人々を気の毒に思っています。はやく立ち直ることを祈っています。わたしは元気でおります。いつも学校に行っています。今度の金曜日、2013年の12月20日にクリスマスパーティがあります。そこでクラスメートとプレゼント交換をします。私は今から何がもらえるか楽しみです。クリスマスは家族で一緒に家でお祝いします。私は1年を通じて、いつもお互いに元気で過ごせるようにお祈りします。あなたがクリスマスを家族と一緒に幸せにお祝いできますように。

*1:この子は前の学年で少し体調を崩して勉強が遅れ気味なのでした

銀座で打ち合わせ:仕事するならまずWi-Fi(無線)!

近所だけに銀座にはよくでかけるのですが、近所だけに、プライベートで出かけることがほとんど。したがって、行くところもプライベートなところだし、着ている服装も、かなりプライベートだったりします(すみません)。

今日は仕事で、しかも通りがかったのではなく、目的地が銀座であるという、比較的久しぶりなシチュエーションでした。
いつものメンバーではなかったので、また待ち合わせ場所も新しく、また仕事ができそうな場所を紹介していただいて本当に感謝感謝です!

落ち着いた場所で、いつも横を通っていたのですが、中に入るとこんなに居心地がよかったとは知らず、という場所です。

唯一、紹介してくださった打ち合わせ相手の方が言及されたのが、「ここ、電源がないんですよね」
たしかに、瞬時に無線LANがないことを思い浮かべましたが、それは間違いで、電源。たしかに、電源ないとしごとしづいらい(ノマドですね)。

まあ、百歩譲って、電源はアップル製品ならなんとかそこそこ持つと解釈するとして、無線LAN問題の方が私は気になる訳です。

なぜかというと、無線LANが入らないと、自分のiPhoneテザリングして、PCをネットに接続させることになり、そうすると、iPhoneの電気の方がよほどPCより心配な訳です。下手すると、1時間もゆっくりしていられません。

そこで、今日はせっかく銀座&わりと時間があったので、テザリングの前に、公共の無線LANを試してみようと思い立ちましたー。

そうするとあらすてき、@Ginza FreeというネットワークがWi-Fiの候補に表示されているではありませんか。

http://www.ginza.jp/archives/6277

これ、まさかSoftbank1みたいになんちゃってなネットワークじゃないよね...と自分につぶやきながら、選択。(Softbank1は、リストされるので選択しても、PCとしてはSBと契約していないので、いったんiPhoneテザリングしないと使えません)

で、@Ginzafree。名前が既にすてきです。が。いろいろやってみたところ、これはアクセスしようとすると警告も出るのですが、セキュリティがだいぶ甘いので、気になる情報にはアクセスしない方が良さそうと考えました。じゃあ、どんなページならアクセスできるかというと、一番見たい、WebメールFacebookその他のSNSは私個人的にはNG、自分のブログやWebサイトのログインも、とにかく動的なページはちょっと。。
なので、結論としては、当たり障りのない情報ページ、つまりYahooとか?検索してみるくらいでしょうかね。

というか、そんなページ、わざわざPCでみないし。

ということで、仕事にはつかえない.... 自己防衛したPC以外は。という結論に至りました。
ああ、せっっかくあるのにもったいない。。

結局、日本の無線環境は、まだまだ世界の下の方のレベルを脱していないようです。先進国となるのは、いつ頃になるでしょう。

ドメスティック東京人としては、かなり心待ちにしています。

あ、スマホタブレットで普通のWebサイトを閲覧するときには、もちろん便利に使えますよ〜 ぜひぜひご活用ください。

http://www.ginza.jp/archives/6277


▼せっかくなので(謎)、前回オリンピックの際の銀座パレードを ...

NHKプロフェッショナル 仕事の流儀「洋菓子職人・横溝春雄」

橫溝春雄(2014年2月3日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
(放送終了後、リンク更新しました 2014/02/05)

街を灯(とも)す、真心の洋菓子
洋菓子職人・膻溝春雄

都心から電車で30分、川崎市郊外の住宅地に、小さな洋菓子店がある。腕をふるうのは洋菓子界にその名がとどろく職人・横溝春雄(66歳)。看板商品はザッハトルテやイチゴのショートケーキなど、一見どこにでもありそうな洋菓子。しかし磨き上げた職人技が生み出すその味は、「この店のお菓子しか欲しくなくなる」と数多くのリピーターを生み出し、店には連日400人を超える客が訪れる。
25年前、都心の有名店のシェフの地位を捨て、まだ開発が進んでいなかった郊外に店を構えた膻溝。そこには、「地域の人に愛される店を作りたい」という思いがあった。菓子作りに真摯に向き合うその姿勢は、数多くの一流パティシエから尊敬を集めている。
去年のクリスマス、横溝は25人の弟子たちと共に、4日間で3,500個ものケーキを作る総力戦に挑んだ。ミスが許されない過酷な現場で、若い弟子たちをいかに育てるか。24時間体制の厨房にカメラが密着。洋菓子職人の熱きドラマに迫る。

洋菓子、としか予告で言っていなかったのですが、ピンと来て録画しつつ結局リアルタイムで全部観てしまいました。横溝さん。このプロフェッショナルという番組では、横溝さんという日本屈指の職人が、どのように成長し、それを次世代にどのように伝えているかを語っていると思います。その教え方に至るまでのプロセスには、痛いほど理解できるわけですが、ここはそれ、やはりチョコレートの話をしたいと思います。w

デメル
http://www.demel.co.jp/company/index.html

チョコを研究するようになるまでは、全くチョコレートケーキに興味がなかったのですが、さすがにウィーンに立ち寄ったときには、ケーキ、ウィンナーコーヒー♪と、ミーハーになったわけで。そのくらい、一般人への威力があるチョコレートケーキ。出所はドイツ?オーストリア?というくらいいい加減な記憶の私でも、だいたい「そっちの方」くらいには指摘できるチョコレートケーキ。なかでも代表的なケーキは真っ黒でつやつやな、これって本当に食べれるの?というくらい人工的なすべらかな完璧な、低い円筒形のあれ... そう、それを「ザッハトルテ」と呼びます。

これ、昨年秋に初めて食べたとき、椅子からひっくり返るくらい驚いて、しかる後にすっかりチョコレートの虜になりました。

じつはほぼ毎日、チョコ食べてます。しかも高いヨーロッパチョコを中心に。じつは過剰な脂肪分の摂取は禁止なのですが、まあ目をつぶって食べてます。w

ドイツ人にいわせると、本物のザッハトルテはこんなもんじゃないそうです。しかし、あれだけ完璧な形をしていながら、中身はフレッシュなケーキのザッハトルテ、スポンジにアプリコットジャム、そして練りに練ったチョコレートのコーティング。もちろん生クリームを添えて食します。

これを完成形で輸入することはならず、現地調達の材料で作製するよりほかありません。生ケーキですからね、当然ですよね。

というわけで、他のヨーロッパのショコラティエ製のボンボンショコラのように、空輸というわけにはいかない訳です。そこで、横溝さんへの期待が大きく膨らみます。
あの、王室御用達のデメルで修行をした?もしかして、現地と同じケーキを作れる?

あれだけ、1日に400人ものお客様が足を運ぶという人気店のご主人。やはり期待は大きく。

さっそく!食べてみることにします! 食べたあとにレポートしてよ、と言われてしまいそうですが...
お店はこちらのようです。都心から遠い〜
と思いきや、ネットでオーダーもできそうです。... あ、こんなメッセージが。

これからしばらくの間
ご予約は、デコレーションケーキと
当店の定番の箱詰めの焼菓子のみ承ります。
また、ご予約は、お渡しの1週間前までに、お願い致します。
尚、ご希望に沿えない場合もございます。
お客様にはご不便をおかけしますが
どうぞよろしくお願い致します。

まあ、今の時期を考えると、遠方の人間としては、しばらくは仕方ないかもですね。
しかし、なんとまあ、可愛らしいお店でしょう...

リリエンベルグ Lilien Berg
神奈川県川崎市麻生区上麻生4-18-17 〒215-0021
TEL:044-966-7511  FAX:044-954-0115
休:第1・3月曜日、火曜日
(喫茶は2月からしばらくお休みです)
OPEN  10:00am〜6:00pm

食パンの価格

315円の食パンを買いました。ホットサンドを焼くのにどうしても8枚切りの角食パンが欲しくて、高いとは思ったけれど、わりとあっさり購入。
その翌日、コンビニに行きました。ふとパンコーナーを通ると、食パンが。138円。2倍以上か〜
そのプライベートブランドの食パンも、べつにおいしくなさそうな訳ではないです。かなりおいしいと分かってるんですが。

でも、さすがに315円のベーカリーの食パンは、全然違います。そのまま食べても、すこしトーストしても、絶品。そのままだとしっとり するりん ふんわり。トーストすると さっくり ふんわり。なんといっても酵母の香りが。

まあ、2倍以上しても仕方ありません。

ところで、セブンイレブンの金の食パンですが、あれも8枚切りがあったら今度、試してみたいです。まだじつは試していないんです。仕事でいろいろと気にしているのですが....。

ちなみに、わたしの個人的ソウルフードであるホットサンドを再び作り始めたのは、このツールを入手したためです。

イタリア商事 ホットサンドメーカー バウルー ダブル 日本製 XBW02

イタリア商事 ホットサンドメーカー バウルー ダブル 日本製 XBW02

焼き目が均一で最高!
しかし、今回、ちょっと焼き過ぎて、あわててまな板の上に置いたところ、2山あるホットサンドの山のところに、まな板のプラスチックの溶けた跡が....残念なことになりました。次回使ったときにその痕がどうなるのか、気になるところではあります。。それ以前に、まな板を買い替えないといけないような気もします。

ともあれ、朝食がおいしいのは、元気の源、料理が癒しだというのは、あたっていると思います。
なによりキッチンに立つ自分の足がどんなにリラックスしているか、気づきました(笑。



これよりは、親指が反ってみたり、膝を壁についてみたり... 自由な形。

高畑勲さん作『かぐや姫の物語』:この作品が好き

昨日映画館に行った帰りに、この本が出ているのを見つけて購入してきました。

昨年末に映画を観たときには、ほんとうにいいものを見せていただいた、という気がしたものですが、さらにその後、WOWOWの「ノンフィクションW」でこんな番組をやっていて、録画しました。

ノンフィクションW 高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくる。|ドキュメンタリー/教養|WOWOWオンライン

はっきりいいます。これはもう何も言えない話でした。
高畑さんは、宮崎さんと40年ほどでしたか、ともにスタジオジブリで監督という屋台骨であり看板職をされているわけですが、お話を伺うにつれ、作品に出ている以上に、お二人のものの考え方がまるで違うことに気づかされます。

わたしはどちらも好きで、尊重しているのですが、このかぐや姫に至っては、高畑さんの粘り、根気が尋常ではなく、未だかつて、だれも作ったことのないものをつくるということの意味合いを、身を以て証明してくださったような気がしました。

つまり、だれもつくったことのないものを作るということは、自分の頭の中に浮かんだ、(おそらくですが)これはいい、すばらしい、と感じるイメージを、自分の力で自分の中から外に出さざるを得ないということです。

この、外に出すという作業に至る人はもしかしたら結構いるのかもしれないのですが、高畑さんのように、どこまで、自分がこだわるべきか、8年、前作(「となりの山田くん」)が1999年だったところから数えれば、実に15年。そこで終わるかどうかすら分からない中で、延々、自分のイメージを形にする作業を続ける。しかも、多くの人たちと、彼らの人生もかけてつづける。このすごさが実感できるでしょうか。実際、実感できているかどうかすら怪しいくらいです。そのくらいすごい。アカデミー賞作品賞をとったハリウッド大作のストーリーになりそうなくらいです。

また、WOWOWのドキュメンタリーでは、高畑さんが、映画監督に引退とかあること自体がおかしい、といわれていたことも印象的です。自分のイメージを形にするために、淡々とやりつづけるスタイルと、時期を区切ってエネルギーを注ぎきるスタイル。どちらがいい悪いではありませんよね。そのことを、この小さなエピソードが示してくれていると思いました。

高畑さんの制作のしかたは、プロセス自体がまるで異なる、というかジブリの中のスタンダード(「常識」)と真逆で、「山田くん」のときは、そのなかであえて自分のやり方をやろうとしたら、スタッフたちがとまどい、混乱してしまった。ということです。
そのやり方とは、まず声優さんの録音をすませてしまい、その後、声に合わせて絵を作っていくというもの。たしかに、かなり難しそうです。

さらに、観てすぐ分かる話としては、絵柄がまったく異なる。従来のいわゆるアニメーションの絵は、透明度ゼロの背景に透明度ゼロの人やものたちの動きをつけます。それが、山田くんのときにも挑戦していますが、今回、水彩、スケッチのタッチで透明感のあるアニメーションを作った。これのすごいところは、未完成で観る者に完成されたものを届けること、全編を通じて絵が描ける担当者がごくわずか(数人といっていました)だということです。

つまり、映画のプロジェクトで言うと、作画のところが全体のボトルネックになる訳です。しかし、肝の中の肝なわけですから、これはせかしようもないし、人をつぎ込んでなんとかなる話でもない。最後のスケジュール、同じジブリの『風立ちぬ』と同時上映という予定が組まれていたのですが、これもついに延期されてしまいました。

その進捗を心配して聞く宮崎さん、静かに応える鈴木さん、高畑さん。3人の姿が、TV画面の向こう側で、まるで自分の職場の上司のように思え、はらはらと、しかし信じて背中を見守った体験がしました。

映画を観に行くと、動画になった姫は、本当に愛らしく、賢そうで、時に気性が激しく、朗らかで、美しいです。命が吹き込まれています。

※ なお、もっと壮絶な詳しい応酬の話、もっとドロドロした感じの現実の話は、こちらのブログに書かれています。読むだけでたのしい、ありがとうございます。
2014-01-18


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ぽんぽこは多摩にすんでいたことのある私の中では、ベストスリーに入っているかも。

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